「ムエタイのミドルキックがうまく蹴れない。。」
そんなあなたに読んで欲しい記事です。
「ムエタイのキックを上手に蹴りたい!」
「ムエタイのキックのコツを教えて!」
今回はムエタイ初心者にお伝えしたい、ムエタイのキックを上手に蹴るコツを説明します。
今回の記事で分かること
・ムエタイのキックの蹴り方
・ミドルキックのポイント
まずはじめに、ムエタイのキックで最も基本的、かつ重要なミドルキックのコツについて説明します。
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最も重要なムエタイのキック「ミドルキックの蹴り方」
ミドルキックとはムエタイのキックの中で最も基本的なキックです。
基本的にミドルキックは相手の肩口から腕、または相手のボディめがけて蹴りつけるキックです。
なぜ重要なキックなのかというと、ミドルキックがムエタイでは中心の攻撃ということと、ミドルキックができるようになれば、相手の太もも部分を蹴りつけるローキックや、
相手の顔面を蹴るハイキックへの応用が簡単だからです。
ムエタイの基本的な攻撃技についてはこちらで説明しています。
ミドルキックの蹴り方のコツは3つ
まず、ムエタイのミドルキックの3つのステップがあります。
1.踏み込み→2.蹴る→3.元の構えに戻る
ステップ1.踏み込み
ミドルキックを強く打つ為にはタメが必要です。
ミドルキックを蹴りだす前に半歩踏み出します。
その時に蹴る方の足の手を斜め上に振りかぶります。
例えば、右足のミドルキックを蹴りたい時には、半歩踏み込み、右手を斜め上に振りかぶり、左手を下げます。
ここまでがミドルキックの踏み込みになります。
この踏み込みがしっかりできるかできないかでキックの威力が変わってくるので気を使ましょう。
ステップ2.蹴る
ステップ1で踏み込みで作ったタメを利用し、振り上げた腕を下まで「ビュッ!」と勢いよく振り下げます。
それと同時に軸足でつま先立ちになって、相手にカカトを見せるぐらいに見せるぐらいに軸足を回します。
ムエタイのミドルキックは「腕の振り+軸足の回転力」で蹴ります。
腕の振る意味は腕を下に振り切ることで腰が前に出ます。腰を前に出すことでキックに体重が乗り、強い蹴りを出すことができるのです。
また、軸足を回す意味は、軸足を回す事により、脚力+遠心力でより強いキックを蹴ることが出来ます。
さらに、軸足を回すことでより腰を前に出すことができ、体重をさらに乗せることが可能です。
ステップ3.元の構えに戻る
ムエタイのキックは蹴ってから元の構えに戻ることが重要です。
ミットやサンドバッグをキックした勢いを利用して足を後ろまで戻します。
元の構えにすぐ戻る理由は、攻撃の後はすぐ次の攻撃に移るか、相手の攻撃を防御しなくてはいけないからです。
また、キックをした後に元の構えに素早く戻ることを意識すると、キックの時のバランスもよくなります。
意外と元の構えに戻るという部分が軽視され、蹴りっぱなしなっている方が多いので気をつけるべきポイントです。
まとめ:ムエタイのミドルキックの蹴り方がムエタイのキックの基本になります。
顔を蹴るハイキックや、太ももを蹴るローキックも基本的にはミドルキックと蹴り方は変わりません。
つまり、ムエタイのキックを上達させるにはミドルキックの練習を行うと良いです。
ムエタイのキックは最小限の力で最大限の威力を発揮させるにはフォームが大切です。
下記のムエタイのキックを上手に蹴るポイントをしっかり押さえましょう。
ポイント
1.半歩踏み込み蹴る方の腕を振り上げてタメを作る。
2.カカトを相手に向けるくらい軸足をひねり、振り上げた腕を下へ振り切る
3.蹴ったらしっかりと元の構えに戻る。
この3つのムエタイのキックを上手に蹴るポイントを押さえれば、バランスよく力強く蹴ることができるでしょう。