あなたはムエタイには二大殿堂と呼ばれるムエタイスタジアムが存在することをご存知でしょうか?
ムエタイの二大殿堂と呼ばれるスタジアムには王者が存在します。
そして、ムエタイ二大殿堂の王者はムエタイ世界最高権威とも言われています。
今回はムエタイ二大殿堂の一つ、「ラジャダムナンスタジアム」についてご紹介します。
ムエタイとは何か?についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
今回の記事で分かること
・ラジャダムナンスタジアムとは?
・ラジャダムナンスタジアムの場所
・ラジャダムナンスタジアムの試合開催日
・ラジャダムナンスタジアムのタイ語での発音
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ラジャダムナンスタジアムとは
ラジャダムナンスタジアムとは、タイのバンコク・ポープラン区、ラジャダムナンノーク通りにあるムエタイの試合を行う常設の試合会場です。
1941年に国立ボクシングスタジアムとして開設された、タイで最も歴史があるスタジアムです。
当初のラジャダムナンスタジアムには屋根などがなく、屋外の試合会場でした。何度も改築を行って、1951年には現在のラジャダムナンスタジアムが完成しています。
ラジャダムナンスタジアムの収容人数は1万人以上です。スタジアム全体は丸い設計になっていて、リングをぐるりと囲むようにして観客が試合を観戦します。
観客席には空調設備が整っているので暑いタイでも比較的快適にムエタイの試合を観戦することができます。
ラジャダムナンスタジアムの運営者
ラジャダムナンスタジアムを運営しているのはラジャダムナン・スタジアム株式会社です。
当初はラジャダムナンスタジアムを運営していたのが王室事務局でしたが、1953年にはラジャダムナン・株式会社が管理しています。
ラジャダムナンスタジアムのタイ語の発音に注意
ラジャダムナンスタジアムは日本語表記では「ラジャダムナンスタジアム」ですが、タイ語では少し異なります。
ラジャダムナンスタジアムはタイ語では「ラーチャダムヌーン・スタジアム」になります。
タイ人に日本語で「ラジャダムナンスタジアム」と言っても伝わらないことがほとんどで、「ラーチャダムヌーン・スタジアム」と言うと通じることがほとんどです。
日本語とタイ語のラジャダムナンスタジアムの発音は異なるので気を付けましょう。
ラジャダムナンスタジアムの場所
ラジャダムナンスタジアムは場所はタイのバンコク・ポーンプラープ区のラジャダムナンノーク通りにあります。
観光客にも大人気のカオサン通りとよばれる商店街から歩いて10数分程度、タクシーであれば5分程度でラジャダムナンスタジアムに到着します。
ラジャダムナンスタジアムの試合開催日
ラジャダムナンスタジアムは試合が開催される曜日が決まっています。
そのため、無計画でスタジアムに行き、「試合がやってなかった!」なんてことにならないように気を付けましょう。
ラジャダムナンスタジアムの試合開催日は「月曜日、水曜日、木曜日、日曜日」です。
試合開始時間は18時頃から開始され、ラジャダムナンスタジアムの一日の試合数は10試合程度です。
ラジャダムナンスタジアムのメインイベントは7~8試合目に開催されることが多く、高レベルで迫力満点のムエタイの試合を観戦することができます。
まとめ
今回の記事をまとめると・・・
・ラジャダムナンスタジアムはタイで最も歴史のあるムエタイスタジアム
・タイ語でラジャダムナンスタジアムは「ラーチャダムヌーン・スタジアム」
・ラジャダムナンスタジアムの場所はバンコク・カオサン通りから歩いて10数分
・ラジャダムナンスタジアムの試合開催日は「月曜日、水曜日、木曜日、日曜日」
ラジャダムナンスタジアムとはムエタイ二大殿堂の一つです。
ムエタイ二大殿堂と呼ばれる理由は、圧倒的な選手層とムエタイの技術レベルの高さです。
まず、タイの国技に指定されているムエタイはタイ国内では選手層がとても厚いです。
タイ国内ではムエタイが教育の一環として取り入れられてるぐらいタイの生活に密着した格闘技なのです。
よく、タイには強くて無名の選手がゴロゴロいると言われます。それはタイでのムエタイ選手の選手層の厚さを表していると言えるでしょう。
そして、ラジャダムナンスタジアムの王者=世界チャンピオンと言われるように、ムエタイではラジャダムナンスタジアムの王者は別格の存在になります。
ムエタイ500年の歴史の中で海外にラジャダムナンスタジアムのベルトが流出したことは数回程度しかないのです。
それだけラジャダムナンスタジアムの頂は高くそびえたっています。
しかし、日本人でラジャダムナンスタジアムのライト級王者に成った”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治という選手がいます。梅野源治選手についてはこちらの記事でご紹介しています。